「真冬の短期決戦」ということで、連日ニュース番組でも選挙の話題がかなりの割合を占めましたね。
与党の議席数次第で、今後の政治の行方が大きく変わり、株価にも影響が出てくるため、選挙の動向は注意してみていました。
特に急な「衆議院解散」ということで与党内の一部からも不満の声も出ていて
かつ「中道」の誕生により野党でも大きな動きがあり
ニュースから目が離せない日々でしたね。
特に投資の世界では「解散総選挙アノマリー」というものがあり「選挙は買い」と言われますので。
野党に軍配があがれば、政策転換の可能性大ということで、株を手放す人も増えることも見据えて、判断していました。

我が家は選挙の度に、各政党・候補者の演説の機会を大切にし、子どもたちと見てまわり、政治を肌で感じるようにしています。
今回も実践してみた為、体験談をお送りします。
自民党圧勝という結果となった為、高市銘柄についても盛り込みましたのでご確認ください。
★公示日1/27・1週目
親しくしていた政治家の方に中道の方が多かった為、証紙貼りの手伝いなどをさせていただく機会に恵まれた。
中道の透明入りのポスターやチラシの準備、旧立憲・旧公明との連携など、国政・地方自治の議員、党員の方々のモチベーションなど肌で感じる。
激戦区の中野では自民党の名だたる議員が連日演説をしていた為、足を運ぶ。

★初の土曜日1/31
所要の為、千葉へ。用を済ませた後、なじみがないエリアということもあり新鮮さもあり、各候補者やサポーターの様子を見てまわる。
選挙戦がスタートしたばかりでイキイキと、かつグイグイとこられる政党が多い印象。
★初の日曜日2/1
計画を立て街頭演説行脚。
・中道:大塚にて斉藤氏。たくさんの支援者が集まり「てっちゃんコール」も!高齢者率高い。グータッチで盛り上がる。
・チームみらい:浜松町にて安野氏。
子育てママがベビーカーをおしながら集まってくる!他の支援者も上で40代?50人ほどだった分、お一人お一人にしっかり握手。
写真撮影にも快く応じる。
NHKががっつり撮影。受験生への配慮で肉声で実施。
・参政党:駅前ロータリーの街宣車の上での演説。
1・2・3フロアに渡って聴衆がぎっしり!大小問わず国旗を掲げる方もちらほら。
神谷氏が既に声がかれ気味だったものの、神谷氏の演説に対する支援者の反応がすごい!



★2週目平日
受験シーズンということで、音声を出しての選挙活動の有無は政党・場所によりスタンスに違いあり。
大宮駅でゆうこく連合をはじめて目にし、川口駅では国民民主・自民・共産党が同じエリアでチラシを受け取る。
様々な地域に足を運んだものの、受験シーズンの兼ね合いか、それ以外は活動の場面に遭遇する機会があまりなかった。
★最終日 2/7土曜日
・チーム未来:演説に定評がある、安野氏の妻の「黒岩氏」の演説。
最初から最後までいた聴衆は多くはなかったものの、通りすがりの若者が何人も足をとめて写真を撮る姿も。
・国民民主:池袋で玉木氏。雪の影響か聴衆はそこまで多くはない。声枯れ気味の玉木氏は年収の壁の実績アピール。



・自民:後楽園には高市首相の演説目的に多くの人が集まり、場所も確保できず。
街宣車の裏の文京区役所にのぼり、上から見下ろしながら演説に耳を傾ける
→終了後、高市さんの1時間後の阿佐ヶ谷での演説場所へ。
既に多くの聴衆。街宣車の斜め上の喫茶店に入ったところ、面識のない者同士にも関わらず、政治ネタで盛り上がる。
マスターも途中から加わる。開始後はスマホで動画撮影。阿佐ヶ谷駅のホームでたまたま演説の機会に遭遇した人たちも、ホームから動画撮影。
いずれもアンチの聴衆もちらほらいたものの、何かと歓声が沸き上がり、高市首相の支持率の高さを肌で感じる。



★2/8日曜日夜・翌日
当選者の情報などを確認。
自民党圧勝、参政党・チームみらいの躍進などの情報をみつつ、ご祝儀相場を想定し準備。
翌日は海外のメディアの反応を確認したり、コメダ・コメダホールディングス(3543)で紙ベースでの各社新聞を手に取り読み比べ実施。
実際に2/9・10は日経平均最高値更新という結果となりました。
日経平均株価(終値)
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1/27
公示日
53,333.54円
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2/6
最終日前日
54,253.68円
公示日比
+920.14円
(+1.73%)
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2/9
開票翌日
56,363.94円
公示日比
+3,030.40円
(+5.68%)
最終日前日比
+2,110.26円
(+3.89%)
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★高市銘柄をあたらめてチェック
下記のような、高市銘柄ともいえる銘柄を保有していたが、今後の方針を検討。
輸出関連(円安):商社・メーカー・船舶系


三菱商事株式会社(8058)
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1/27
公示日
4,008円
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2/6
最終日前日
4,723円
公示日比
+715円
(+17.84%)
|
2/9
開票翌日
4,925円
公示日比
+917円
(+22.88%)
最終日前日比
+202円
(+4.28%)
|
株式会社日立製作所(6501)
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1/27
公示日
5,094円
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2/6
最終日前日
5,367円
公示日比
+273円
(+5.36%)
|
2/9
開票翌日
5,818円
公示日比
+724円
(+14.21%)
最終日前日比
+451円
(+8.40%)
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防衛含む重工:IHI 三菱重工業 など

株式会社IHI(7013)
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1/27
公示日
3,561円
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2/6
最終日前日
3,946円
公示日比
+385円
(+10.81%)
|
2/9
開票翌日
4,288円
公示日比
+727円
(+20.42%)
最終日前日比
+342円
(+8.67%)
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三菱重工業株式会社(7011)
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1/27
公示日
4,550円
|
2/6
最終日前日
4,818円
公示日比
+268円
(+5.89%)
|
2/9
開票翌日
4,970円
公示日比
+420円
(+9.23%)
最終日前日比
+152円
(+3.15%)
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通信全般:ソフトバンク・KDDI・NTT/光通信 他


ソフトバンクグループ株式会社(9984)
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1/27
公示日
4,051円
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2/6
最終日前日
3,999円
公示日比
-52円
(-1.28%)
|
2/9
開票翌日
4,251円
公示日比
+200円
(+4.94%)
最終日前日比
+252円
(+6.30%)
|
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1/27
公示日
2,618.5円
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2/6
最終日前日
2,799円
公示日比
+180.5円
(+6.89%)
|
2/9
開票翌日
2,541円
公示日比
-77.5円
(-2.96%)
最終日前日比
-258円
(-9.22%)
|

株式会社光通信(9435)
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1/27
公示日
43,390円
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2/6
最終日前日
43,310円
公示日比
-80円
(-0.18%)
|
2/9
開票翌日
44,750円
公示日比
+1,360円
(+3.14%)
最終日前日比
+1,440円
(+3.33%)
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宇宙関連:ispace
株式会社ispace(9348)
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1/27
公示日
562円
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2/6
最終日前日
645円
公示日比
+83円
(+14.77%)
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2/9
開票翌日
633円
公示日比
+71円
(+12.63%)
最終日前日比
-12円
(-1.86%)
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コンテンツ関連:サイバーエージェント・東映アニメーション

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1/27
公示日
1,441円
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2/6
最終日前日
1,248.5円
公示日比
-192.5円
(-13.36%)
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2/9
開票翌日
1,358.5円
公示日比
-82.5円
(-5.73%)
最終日前日比
+110円
(+8.81%)
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1/27
公示日
2,678円
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2/6
最終日前日
2,642円
公示日比
-36円
(-1.34%)
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2/9
開票翌日
2,641円
公示日比
-37円
(-1.38%)
最終日前日比
-1円
(-0.04%)
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ライフケア関連:HOYA
HOYA株式会社(7741)
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1/27
公示日
25,125円
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2/6
最終日前日
26,445円
公示日比
+1,320円
(+5.25%)
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2/9
開票翌日
27,385円
公示日比
+2,260円
(+8.99%)
最終日前日比
+940円
(+3.55%)
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証券会社(日経平均に連動):証券会社各社

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1/27
公示日
1,495.5円
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2/6
最終日前日
1,586円
公示日比
+90.5円
(+6.05%)
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2/9
開票翌日
1,631円
公示日比
+135.5円
(+9.06%)
最終日前日比
+45円
(+2.84%)
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実際に株価を「公示日(1/27)→最終日前営業日(2/6)→開票翌営業日(2/9)」の終値で並べてみると、相場全体は“選挙は買い”の空気感が数字にも出た形でした。
日経平均も公示日を基準に、最終日前営業日で +1.73%、開票翌営業日で +5.68% と、イベントをこなしながら上方向へ。
体感で感じていた“与党の強さ”が、結果として「不確実性の後退(=買いやすさ)」に繋がったように見えます。
一方で、個別銘柄は「全部が一緒に上がる」ではなく、政策連想の強いテーマに資金が集まって、メリハリがはっきりしていました。
たとえば防衛含む重工では、三菱重工が公示日比 +9.23%、IHIは +20.42% と指数以上の伸び。
宇宙関連の ispace も公示日比 +12.63% と、期待の乗りやすいところが素直に買われています。
逆に通信は、光通信が公示日比 +3.14%、ソフトバンクが +4.94% と上向く一方
KDDIは公示日比 -2.96%(2/6→2/9は-9.22%) と逆行し、“通信=全部安心”ではない動きでした。
コンテンツ系も同様で、東映アニメ(公示日比 -1.38%)やサイバーエージェント(公示日比 -5.73%)など
ここは選挙の追い風よりも個別要因・需給の影響が勝った印象です。
総じて今回の数字は、「選挙の結果で市場が動く」というより
「結果が見えて不確実性が剥がれた瞬間に、資金が“行き先”を選び始めた」ことを示しているように思います。
指数は堅調でも、伸びるのは“政策やテーマと結びつく銘柄”、逆にそうでないものは置いていかれる
だからこそ、選挙はニュースを見るだけでなく、現場の熱量や空気感も含めて掴みにいく価値があった、とあらためて感じました。
少し前に議員会館で国会議員の「資産公開資料」を閲覧して以降、経済に精通している国会議員が保有している銘柄も合わせてチェック。
※国会議員の資産公開資料(資産等報告書など)は、原則として東京・永田町の各議院会館にある閲覧室でのみ、直接閲覧できます。
インターネット上では全文公開されておらず、過去7年分が閲覧可能です。
観覧場所
衆議院
参議院
選挙戦後半で「与党300議席超え予想」のニュースは出ていたものの
政見放送やネットの情報だけにとどまらず、様々な場に身を置くことにより、与党のパワーの強さを実感し、その方向で投資面での調整も進めました。
結果、自民党圧勝。
PCに向かって会社の業績や株価をにらめっこしているだけではなく、こういった方法で銘柄選定をしていくことも時に重要だとあらためて感じました。
しばらく国政の選挙は実施される見込みはありませんが、今後の選挙時に参考にしてもらえればと思います。
いうまでもなく、選挙での投票先の政党・候補者検討の材料ともなりますよ。
ちなみに、受け取ったチラシには、印象などもメモし、選挙結果と照らし合わせています。
そして選挙期間中に限らず、NHK『日曜討論』などのTV番組を見るなど、政治に対する関心は持ち続けてみて下さいね。
